デザイナーの心を映したブランド「KUSIKOHC(クシコック)」は背景を知ればもっと面白くなる

皆さんこんにちは。ダミヤンです。

今回紹介するのは「KUSIKOHC(クシコック)」というブランドになります。

このページにたどり着いた皆さんは当ブランドについて知りたいと思い訪ねていただいたかと思いますが、なんせ日本語の情報がなく謎に包まれたブランドです。

日本においても未だ知名度は高くなく、だからこそ持っていれば他人との差別化が図れますよ!

以下でその詳細について紹介していきたいと思います。

KUSIKOHCは韓国・ソウルを拠点としており、韓国らしい感性やデザインが反映されたアイテムを多数リリースするなど、新世代の韓国ファッションを象徴するブランドです。

「KUSIKOHC」というブランド名は創設者であるチョ・ギソク(Cho Gi-Seok)の名前を逆から綴ったものであり、彼自身のアイデンティティを映し出す鏡のような存在と言えます。

ブランドのデザインは、反抗心と傷つきやすさ、激しさと繊細さといった相反する要素を同時に表現するとともに、「炎」や「翼」など、破壊や幻想を連想させるシンボルをデザインに取り入れることで、彼の内面的な葛藤やイデオロギーを反映させています。

アイテムだけでなくブランド名にも創設者の精神が反映されているんだね

設立(立ち上げ)は2016年ですが、2022年春夏シーズンに発表された初のフルコレクションまでには6年間の試行錯誤がありました。

彼はこの期間を「私的な演習」と表現し、その中で反逆、空虚、不毛といった感情を作品として昇華させ、KUSIKOHCにおける独自の美学を築き上げてきました。

デザイナーはチョ・ギソク(Cho Gi-Seok)、韓国出身のファッションデザイナーの方になります。

彼は韓国を代表する写真家でもあり、独特のビジュアルスタイルと感情的な表現力でファッション界においても広く注目されています。

彼の写真キャリアは、もともと自身のアートプロジェクトを記録するため2015年にカメラを手にしたことから始まりました。

当初、撮影はあくまで自分の作品を残すための手段でしたが、次第に彼自身の内的世界を映し出す方法へと変化していくこととなります。

チョの作品は、『Dazed』韓国版や『Kinfolk』、『CR Fashion Book』などの著名なファッション雑誌に掲載され、最近ではイタリア版『Vogue』の表紙を飾るまでに成長しました。

しかし、ファッション写真家として名声を得る一方で、彼の創作活動は単なる商業的な枠に収まることはありませんでした。

その延長として、チョは自身の内面的な葛藤と表現欲求を形にするために、アパレル&アクセサリーブランド「KUSIKOHC」を立ち上げたのです。

ブランド立ち上げのきっかけは既存のファッション業界への強い不満でした。

彼は20歳の頃から様々なブランドで働き、商業主義に偏るファッションシーンに疑問を抱いていましたが、その反発心から生まれたのが「KUSIKOHC」なのです。

以下デザイン紹介→アイテム紹介

チョは韓国の文化や自身の経験をデザインに取り入れています。

特に、韓国の学生服やストリートウェアにインスピレーションを得ており、その要素はKUSIKOHCの提供するアイテムに大いに反映されていると言えるでしょう。

前者の代表といえるのがこの「origami」シリーズです。

まさに学生服をよりファッショナブルに仕上げたようなデザインになっており、カラー等の奇抜さはありませんが、シンプルさの中に独特のデザインが盛り込まれたアイテムになっています。

ドメブラ等の、人目を惹くほどのデザインの派手さ・奇抜さはそこまでありませんが、KUSIKOHCのトレンドマークである満開の花のような唯一無二のデザインが施されています。

他にもライダースやデニムは日本国内ではあまりないようなデザイン・ギミックが施されたアイテムが毎シーズンのようにリリースされているため要チェックです!

いかがだったでしょうか?

是非皆さんも「KUSIKOHC」の商品を実際に手に取ってみて、そのデザインや着心地を体感してみてください!

下記におすすめ商品の情報を掲載していますので、そちらも要チェックです!

それではまた次回。


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